耳鳴再訓練療法のための骨伝導聴覚刺激システムの開発

• 研究課題/領域番号: 24700208
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 感性情報学・ソフトコンピューティング
• 研究機関: 山口大学
• 研究代表者: 為末 隆弘 山口大学, 大学情報機構, 准教授 (00390451)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: マスキング / ノイズ / 心理評価 / 音響刺激 / 感性情報学 / 聴覚 / 耳鳴再訓練療法

研究成果の概要

近年、耳鳴に対する脳の順応を獲得しようとする耳鳴再訓練療法(Tinnitus Retraining
Therapy)が注目されている。これは、通常は意識しないような音を耳鳴に重畳することで、患者の苦痛を軽減させることを目的としたものであり、現在、治療方法の体系化が進められている。耳鳴再訓練療法のための音響刺激として、白色雑音、ピンク雑音、音声雑音などが用いられているが、その具備すべき条件について、周波数スペクトルや音圧レベルといった物理的音響特性との関連性に踏み込んだ検討はなされていない。このような観点から本研究では、耳鳴再訓練療法のための音響刺激について検討している。

研究成果

• [学会発表] スピーチプライバシー保護のための音声とマスキング用雑音の到来方向に関する一考察 (2015)
  • 著者名/発表者名: 河村達也
  • 学会等名: 日本音響学会2015年春研究発表会
  • 発表場所: 中央大学 (文京区)
  • 年月日: 2015-03-16 – 2015-03-18
• [学会発表] High directivity masking sound system for achieving speech privacy (2014)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: Joint 7th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 15th International Symposium on Advanced Intelligent Systems
  • 発表場所: Kitakyushu International Conference Center (北九州市)
  • 年月日: 2014-12-03 – 2014-12-06
• [学会発表] Sound Masking for Achieving Speech Privacy with Parametric Acoustic Array Speaker (2014)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: 43rd International Congress on Noise Control Engineering
  • 発表場所: Melbourne Convention and Exhibition Centre (Australia)
  • 年月日: 2014-11-16 – 2014-11-19
• [学会発表] マスキング用雑音の到来方向がスピーチプライバシーとうるささに及ぼす影響 (2014)
  • 著者名/発表者名: 河村達也
  • 学会等名: 第64回電気・情報関連学会中国支部連合大会
  • 発表場所: 福山大学 (福山市)
  • 年月日: 2014-10-25
• [学会発表] 耳鳴再訓練療法のための音響刺激に関する基礎的考察 (2014)
  • 著者名/発表者名: 本田純一
  • 学会等名: 日本音響学会2014年秋季研究発表会
  • 発表場所: 北海学園大学 (札幌市)
  • 年月日: 2014-09-03 – 2014-09-05
• [学会発表] マスキング用雑音の到来方向とスピーチプライバシーに関する心理評価の関連性 (2014)
  • 著者名/発表者名: 後藤隆宏
  • 学会等名: 日本音響学会2014年秋季研究発表会
  • 発表場所: 北海学園大学 (札幌市)
  • 年月日: 2014-09-03 – 2014-09-05
• [学会発表] A Fundamental Study on Acoustic Stimulus for Tinnitus Retraining Therapy (2014)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: 11th International Congress on Noise as a Public Health Problem
  • 発表場所: Nara Prefectural New Public Hall (奈良市)
  • 年月日: 2014-06-01 – 2014-06-05
• [学会発表] 空間音響条件に基づくスピーチプライバシー保護に関する一考察 (2014)
  • 著者名/発表者名: 後藤隆宏
  • 学会等名: 第58回システム制御情報学会研究発表会
  • 発表場所: 京都テルサ (京都市)
  • 年月日: 2014-05-21 – 2014-05-23
• [学会発表] A Fundamental Study on Acoustic Stimulus for Tinnitus Retraining Therapy (2014)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: The 11th International Congress on Noise as a Public Health Problem
  • 発表場所: Nara Prefectural New Public Hall (Nara)
• [学会発表] Effects of acoustical noise on selective attention to auditory and visual stimuli, performance and annoyance during intellectual task (2013)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: The 42th International Congress and Exposition on Noise Control Engineering
  • 発表場所: Innsbruck (Austria)
• [学会発表] A consideration on sound masking system for achieving speech privacy using parametric array speaker (2013)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: The 21th International Congress on Acoustics
  • 発表場所: Montreal (Canada)
• [学会発表] Effects of acoustical noise on selective attention to auditory and visual stimuli, performance and annoyance during intellectual task (2013)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: The 42nd International Congress and Exposition on Noise Control Engineering
  • 発表場所: Innsbruck (Austria)
• [学会発表] A consideration on sound masking system for achieving speech privacy using parametric acoustic array speaker (2013)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: The 21st International Congress on Acoustics
  • 発表場所: Montreal (Canada)
• [学会発表] Quantitative evaluation using EEG for influence of meaningful or meaningless noise on participants during mental tasks (2012)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Tamesue
  • 学会等名: The 6th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems, and The 13th International Symposium on Advanced Intelligent Systems
  • 発表場所: Kobe International Conference Center (神戸市)
• [学会発表] スピーチプライバシー保護のための評価指標に関する基礎的考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 佐藤慎太朗
  • 学会等名: 日本音響学会2012年秋季研究発表会
  • 発表場所: 信州大学 (長野市)
• [学会発表] 精神作業時における有意味・無意味騒音が事象関連電位P300に及ぼす影響
  • 著者名/発表者名: 本田純一
  • 学会等名: 第22回計測自動制御学会中国支部学術講演会
  • 発表場所: 山口大学 (山口県宇部市)
• [学会発表] 耳鳴再訓練療法のための音響刺激に関する一考察
  • 著者名/発表者名: 本田純一
  • 学会等名: 平成25年度(第64回)電気・情報関連学会中国支部連合大会
  • 発表場所: 岡山大学 (岡山市)
• [学会発表] 超指向性スピーカを用いたスピーチプライバシー保護のためのサウンドマスキングシステムに関する一考察
  • 著者名/発表者名: 後藤隆宏
  • 学会等名: 平成25年度(第64回)電気・情報関連学会中国支部連合大会
  • 発表場所: 岡山大学 (岡山市)
• [学会発表] 空間音響条件に基づくスピーチプライバシー保護に関する一考察
  • 著者名/発表者名: 後藤隆宏
  • 学会等名: 第58回システム制御情報学会研究発表講演会
  • 発表場所: 京都テルサ (京都市)
• [学会発表] スピーチプライバシー評価のための尺度構成に関する一考察
  • 著者名/発表者名: 為末隆弘
  • 学会等名: 日本音響学会 騒音・振動研究会
  • 発表場所: 広島市立大学 (広島市)
• [学会発表] 超指向性スピーカを用いたスピーチプライバシー保護に関する基礎的研究
  • 著者名/発表者名: 吉松啓二
  • 学会等名: 平成24年度(第63回)電気・情報関連学会中国支部連合大会
  • 発表場所: 島根大学 (松江市)
• [学会発表] 精神作業時における有意味・無意味騒音が事象関連電位に与える影響
  • 著者名/発表者名: 石井彩也香
  • 学会等名: 平成24年度(第63回)電気・情報関連学会中国支部連合大会
  • 発表場所: 島根大学 (松江市)