研究課題/領域番号 |
24700259
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 神戸大学 (2013-2014) 京都大学 (2012) |
研究代表者 |
山本 真也 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (40585767)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 協力行動 / 利他行動 / 比較認知科学 / チンパンジー / ボノボ / 社会的知性 / 向社会性 / 進化 / 食物分配 / 集団協力 / 道具使用 / 協力 / 互恵性 / 利他性 / 実験心理学 / フィールドワーク |
研究成果の概要 |
チンパンジーとボノボを対象に、利他・協力行動の進化について多角的な分析をおこなった。野生個体の観察と飼育個体での実験をこれら2種でおこなうという、世界でも他に類をみない2×2の研究パラダイムを構築することにより、個体・個体間・社会といった様々なレベルからの考察が可能となった。チンパンジーに比べボノボは高い頻度で食物分配をみせる。一方、危険な道渡り時にみられる集団レベルでの協力行動はボノボよりもチンパンジーでより顕著にみられた。これらの研究により、利他・協力行動の進化には多様な社会的要因がかかわっていることが示唆された。
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