研究課題
若手研究(B)
神経伝達への振動的神経活動の関与を数理モデルを用いて検討した。具体的には、皮質脊髄シナプスに関して文献上のデータに基づいて短期可塑性のモデルのパラメータ推定を行った上で、皮質(視覚野)細胞モデルのシミュレーション結果から得られた発火時系列を用いて伝達度合いを解析し、皮質細胞の尖端樹状突起に加わる抑制性入力がβ周波数帯で集団的に振動している場合に、それ以外の周波数帯で振動するか非周期的な場合に比べて、前細胞の一発火当たりの伝達(シナプス後電位)の平均が小さくなる可能性などを示した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
Journal of Neurophysiology
巻: 109 号: 11 ページ: 2739-2756
10.1152/jn.00397.2012