研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、Sagittalis Nucleus (SGN)の生体機能の解明である。SGNはホルモンの作用と協調し摂食調整に関与している可能性が高い。本研究では、SGNとその周辺領域にある受容体の中から、エストロゲンシグナルとの関連が考えられるヒスタミン受容体1(H1R)に注目した。H1Rの分布はエストロゲン受容体(ERα)の分布と一致しており、SGN周辺領域のエストロゲン感受性ニューロンのほとんどがヒスタミンへの感受性を有している事がわかった。特に視床下部腹内側核ではERαとH1Rを高発現するニューロンが確認でき、エストロゲン依存的な食欲調節へのヒスタミンシグナルの関与が強く示唆された。
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PLoS One
巻: 印刷中 号: 5 ページ: 96232-96232
10.1371/journal.pone.0096232
http://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2014/20140512.html
http://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2014/files/7551.pdf