研究課題/領域番号 |
24700336
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経科学一般
|
研究機関 | 名古屋文理大学 |
研究代表者 |
成田 裕一 名古屋文理大学, 健康生活学部, 准教授 (40360614)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | Hox / 聴覚回路 / トノトピー / 発生 / 国際情報交換、スイス |
研究成果の概要 |
音情報が内耳神経(SG)を経て蝸牛神経核(CN)へ伝わる際の神経回路は、音の周波数に対応してトポグラフィックな構造を形成しているが、この構造が形成される仕組みは解明されていなかった。Hox遺伝子に注目して、解析を行ったところ、聴覚回路が形成される時期のCNにおいてHoxa2およびb2が発現している事が明らかになった。そこで、これらのコンディショナル変異マウスを作出し、解剖学レベル、神経活性レベル、および分子レベルでの解析を行った結果、CNへのSG神経投射が不正確になっていることが明らかになった。これらの結果はHox遺伝子の聴覚回路形成における重要な役割を示すものである。
|