研究課題/領域番号 |
24700354
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
下條 博美 京都大学, 物質ー細胞統合システム拠点, 特定拠点助教 (40512306)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 神経発生 / 遺伝子発現ダイナミクス / プロニューラル遺伝子 / 神経幹細胞 / 細胞分化 |
研究成果の概要 |
本研究では神経分化に伴うプロニューラル遺伝子Ngn2とその下流遺伝子の発現動態を明らかにし、細胞運命の決定におけるその意義を明らかにすることを目的としている。単一細胞レベルでの遺伝子発現の可視化によってNgn2とその下流遺伝子の発現は様々な発現動態を示すことが明らかとなった。またNgn2の発現を人工的に操作し、Ngn2を持続発現させると振動発現している時と比べて、神経分化が早まることが明らかとなった。以上の結果よりプロニューラル遺伝子と下流遺伝子の様々な発現動態を組み合わせることで、細胞分化のタイミングを制御している可能性が示唆された。以上の成果は第36回日本分子生物学会等の学会で報告した。
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