研究課題/領域番号 |
24700356
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
渡辺 啓介 新潟大学, 医歯学系, 助教 (20446264)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 神経発生 / 大脳皮質 / 細胞移動 / 発生・分化 / Dpy19L1 / 興奮性神経細胞 / Dpy191 |
研究成果の概要 |
私たちはこれまで哺乳類大脳皮質の発生メカニズムに注目し、複数回膜タンパク質Dpy19L1が発生期マウス大脳皮質に強く発現し、神経細胞移動に深く関わること明らかにした。しかしながら、中枢神経系の発生・機能におけるDpy19ファミリーの役割については未だ明らかになっていないことが多く、その解明を目的とした。Dpy19L1 KOマウスは多くの個体が致死になるが、一方で生存した少数のKOマウスは恐怖反応の低下がみられた。また、胎生期KOマウスにおいていくつかの脳領域に発生異常が認められた。これらの結果から、Dpy19L1は大脳辺縁系の発生にも関わり、恐怖反応など情動行動に関わる可能性が示唆された。
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