研究課題
若手研究(B)
神経変性疾患は詳細な機序が不明で確立された治療法がない過酷な疾患群でり、近年特定のタンパク質が特定の細胞内に凝集して封入体となることが判明してきた。そこで、一側線条体を破壊した、大脳基底核疾患のモデル動物において、大脳基底核回路関連タンパクのmRNAの発現をreal time RT-PCRを用いてregional quantitationを行う一方、ヒト剖検標本を用いてMALDI-TOFによるペプチドの測定と、データベース検索による同定を行った。今回の研究で、mRNAの新たな解析法の確立に成功したが、剖検標本における疾患関連微量タンパクはピークに埋没した可能性があり、今後の課題を示した。
すべて 2015 その他
すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)
http://www3.kmu.ac.jp/neurolog/neurolog/study.html