研究課題
若手研究(B)
脳腫瘍、難治性てんかんなどの疾患に対する脳外科的治療(脳切除)において、脳機能局在を評価(脳機能マッピング)するため、電気刺激を行うが、けいれんを誘発してしまうなどの問題点があった。本研究では、局所脳冷却による脳機能への影響について調べた。その結果、局所脳冷却と脳機能の維持に関しては、機能脱落が引き起こされる冷却域の境界は、10℃~15℃である可能性が高く、部位特性よりも温度依存的に変化すると考えられた。また、機能脱落を引き起こさない15℃での冷却であれば、脳機能は破壊されず、局所脳冷却は可逆的な脳機能制御法であることが確認できた。
すべて 2014 2012
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (6件)
Epilepsia
巻: Vol.55(5) 号: 5 ページ: 770-776
10.1111/epi.12600
巻: 印刷中
脳神経外科
巻: Vol.40 ページ: 799-804
臨床神経生理学
巻: Vol.40 ページ: 519-526
10031159684
巻: 40 ページ: 799-804
巻: 40 ページ: 519-526