研究課題
若手研究(B)
本研究では、TALENsを用いた新規かつ効率的な遺伝子改変ラットの作製法の確立を目的とした。メラニン合成に関与するチロシナーゼ遺伝子を標的としたTALENsプラスミドから合成したmRNAをDA系統の前核期胚に導入した。その結果、Exo1遺伝子の共導入により、得られた産子の25%に遺伝子変異が認められた。また、毛色がアグーチ色からアルビノに変化した個体の作出にも成功した。さらに、改良型TALENs(Platinum TALENs)を用いて、Il2rg遺伝子の破壊に100%の成功率を示した。本研究成果より、TALENsはラット遺伝子改変系統の効率的な作製を可能にする実用的な技術であると考えられた。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (33件) (うち招待講演 6件) 備考 (10件)
実験動物技術
巻: 第48巻、2号 ページ: 89-96
LABIO21
巻: No.53 ページ: 15-17
Cryobiology
巻: Vol. 67, No. 2 号: 2 ページ: 230-234
10.1016/j.cryobiol.2013.07.004
Sci Rep.
巻: 3 号: 1 ページ: 3379-3379
10.1038/srep03379
細胞工学
巻: Vol. 32、No.5 ページ: 564-569
Scientific Reports
巻: 3 号: 1 ページ: 1253-1253
10.1038/srep01253
巻: 48 ページ: 89-96
http://www.anim.med.kyoto-u.ac.jp/reproduction/home_jp.aspx
http://www.anim.med.kyoto-u.ac.jp/reproduction/home.aspx
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013_1/131129_1.htm
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/130213_1.htm