研究課題/領域番号 |
24700495
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
矢口 俊之 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 研究員 (70385483)
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研究協力者 |
松本 健郎 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30209639)
益田 博之 (株)ユネクス, 社長
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 検査・診断システム / 動脈硬化 / 非侵襲計測 / 超早期診断 / 平滑筋細胞 / 内皮細胞 / 早期診断 |
研究概要 |
動脈硬化の超早期診断を目的とし,血管内皮,平滑筋機能の健康度を独立で評価する方法を検討した.平滑筋は伸展させると収縮するという性質(ベイリス効果)があり,本研究ではこれを平滑筋の健康度と位置付けた.血管内皮機能計測は既存のFMD法を用い,平滑筋機能は試作した計測システムを用いてチョッパ陰圧負荷に対するヒト上腕動脈の能動収縮として計測した.その結果,従来法でのステップ陰圧負荷に比べ,より短時間で,またはより大きく血管収縮を引き起こせることが示唆された.またベイリス効果を詳細に検討するための動物モデルを構築した.提案した平滑筋機能評価法と動物モデルは動脈硬化の診断法の開発に有用であると考えられた.
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