研究課題
若手研究(B)
難治性てんかんに対する低侵襲治療法である局所脳冷却技術を用いた体内埋込み型のシステムについて検討した。本研究では、(1)埋込可能なシステムの開発を進め、(2)実際にネコ、サルに対して埋込みを実施することで性能評価を実施し、(3)計測された脳波データを用いた発作検知法を検討した。デバイス開発では小型化が大きな障壁であったが、システム本体をベスト内に搭載することでプロトタイプを試作した。動物実験では、装置小型化による冷却性能の限界を確認した。発作検知には、周波数解析によるスパイク検出が高い精度で発作を検出できた。本研究でデバイスとソフトの動物に対する親和性に関して一定の知見を得ることができた。
すべて 2013
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Pathol Int
巻: 63 号: 11 ページ: 546-553
10.1111/pin.12109