研究課題/領域番号 |
24700499
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 独立行政法人国立長寿医療研究センター (2013) 熊本大学 (2012) |
研究代表者 |
安部 恵祐 独立行政法人国立長寿医療研究センター, 再生再建医学研究部, 流動研究員 (10535652)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | nsPEF / apoptosis / ceramide / p53 / ROS / IBSEF / ナノ秒パルス高電界 / バースト正弦波高電界 / signal pathway / USA / EU |
研究概要 |
本研究にて、ナノ秒パルス高電界(nsPEF)によるがん細胞へのアポトーシス誘導機構が詳細に解明された。p53不活性のHeLaS3細胞では、nsPEF刺激でCa2+流入が起き、細胞膜周辺部にCERAMIDEが形成される。このことにより、ROSが細胞内部に産生され、小胞体ストレス性のアポトーシス経路が誘導されアポトーシスを引き起こす。さらに、p53活性型の細胞、MCF7やA549では、nsPEFによりBaxが誘導され、ミトコンドリア経路のアポトーシスが引き起こされる。結果、nsPEFはがん細胞もアポトーシスさせることができる。現在、この特性を生かし、動物実験や遺伝子導入実験を行っている。
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