研究課題
若手研究(B)
臓器、腫瘍の呼吸性移動の定量化の結果をもとに、計算機上で呼吸を行う人体モデルを用いて、腫瘍位置同定アルゴリズムの開発を進めた。様々な腫瘍位置、臓器移動・変形、体型、呼吸パターンなど、実際の患者で想定される状況をシミュレートし、様々な状態の患者に適応できるアルゴリズムへと発展させた。放射線治療ビームを患者に照射している間、トラッキング時のX線透視画像取得のための被ばく量を下げることは、侵襲性を低減させることにつながるが、一方、画質劣化によるトラッキング精度低下にもつながる。そこで、これに対応する画像処理方法を確立し、計算精度を保ちつつ、X線被ばく線量低減方法の開発を行った。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 4件)
Journal of Radiation Research
巻: (in press) 号: 5 ページ: 948-958
10.1093/jrr/rru032
Medical Physics
巻: 40 号: 3 ページ: 317201-18
10.1118/1.4792295