研究課題/領域番号 |
24700514
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 群馬大学 (2014) 独立行政法人放射線医学総合研究所 (2012-2013) |
研究代表者 |
平野 祥之 群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00423129)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | In-beam PET / 重粒子線治療 / コンパートメントモデル / 洗い出し / In-Beam PET / 粒子線治療 / PET / 動態解析 |
研究成果の概要 |
粒子線治療の照射野可視化手法ではPositron emission tomographyが先行している。陽電子放出核は生理学的効果による洗い出しのため画質が悪化する。本研究ではこの補正に必要な洗い出し速度の定量とそのメカニズムの解明を試みた。ラットの脳の照射実験から2成分を仮定した洗い出し速度は0.54, 0.011 min-1で、早い方は脳血流の速度に近い。また脳血流を増加させるアセタゾラミドを投与した場合、投与群の速度が下がり、アセタゾラミドが炭酸脱水酵素の阻害剤であるため陽電子放出核のC11は生体中でCO2になったと推測できる。本研究は、洗い出しの基礎データの提供と機序の理解に貢献した。
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