研究課題/領域番号 |
24700524
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
高本 考一 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 客員助教 (00553116)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 徒手療法 / 慢性疼痛 / 腰痛 / 近赤外分光法 / 脳波 |
研究概要 |
本研究では慢性腰痛及び頚部痛患者に対してトリガーポイント(TP)への徒手圧迫刺激が脳血行動態、脳活動及び自律神経活動に及ぼす影響を近赤外分光法、脳波、心拍変動周波数解析により検討した。慢性頚部痛に対してTP圧迫刺激は非TP圧迫と比較し有意に疼痛を軽減、前頭前野領域のOxy-Hb濃度及び交感神経活動を減少、副交感神経活動を増加させた。また自律神経活動の変化は、前頭前野の脳血行動態及び主観的疼痛スコアと有意に相関した。慢性腰痛に対してTP圧迫は、休息期と比較し有意に前頭前野のOxy-Hb濃度を減少、α波帯域を増加、主に前頭葉、頭頂葉、後頭葉領域の皮質間コヒーレンスを増大させることが明らかとなった。
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