研究課題
若手研究(B)
吃音の問題は言語症状のみならず、誤った認識や否定的な感情、社交性のなさが吃音児者の生活の質を低下させている。そこで、吃音の言語症状面のみならず、吃音に対する知識・自己認知の程度、吃音に対する態度や感情、全般的な言語能力、口腔運動能力、社会性・社交性の各領域を総合的に評価する、多面的モデルの1つであるCALMSモデルに基づく吃音総合アセスメントツールの開発を行った。開発に携わり、各領域を評価するための項目の選定や信頼性及び妥当性の検討を行ったほか、実施マニュアルの作成を行い、臨床家に使用感を確認したほか、アセスメント結果をもとに、個々のクライエントの状況に応じた臨床メニューを提案できる形とした。
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