舞踊記述法の導入によるリズムダンス教育の系統化と新規授業モデルの開発

• 研究課題/領域番号: 24700623
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 身体教育学
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 三戸 治子(酒向治子) (三戸 治子 / 酒向 治子) 岡山大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (70361821)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 教育学 / 授業研究 / 舞踊 / ダンス / 舞踊教育 / 教科教育 / 身体教育 / 教育

研究成果の概要

LODは特定のジャンルやスタイルの動きではなく、動きの基礎的要素を取りあげる。難易度も決して高いものではない。 LODの理論および実践的研究から、中学校でダンスが完全必修化された今、LODは教材として高い可能性を有しているといることが示唆された。「ロック」「ヒップホップ」のリズムに関しても、「５本の足型」という同じ動きの学習を通して行うことで、その音楽的な違いが体感しやすくなることが想定された。

研究成果

• [雑誌論文] 教師と教師教育者の協働による男女共習「現代的なリズムダンス」授業づくりの試み-O大学教育学部附属中学校の事例的研究- (2015)
  • 著者名/発表者名: 酒向治子･出原智波・平田麻里子・猪崎弥生
  • 雑誌名: 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 巻: 158 ページ: 169-181
• [雑誌論文] 中学校女性体育教員のダンスに対する抵抗感と羞恥心について (2014)
  • 著者名/発表者名: 酒向治子･永田麻里子・猪崎弥生
  • 雑誌名: 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 巻: 155 ページ: 109-113
  • NAID: 120005394607
• [雑誌論文] ダンス教育におけるジェンダー観の推移 (2014)
  • 著者名/発表者名: 酒向治子
  • 雑誌名: ダンス授業におけるジェンダーを考える 巻: なし ページ: 13-27
• [雑誌論文] 中学生のダンスに対するイメージ―男女差の検討― (2013)
  • 著者名/発表者名: 酒向治子･永田麻里子・出原智波・宮本乙女・猪崎弥生
  • 雑誌名: 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 巻: 153 ページ: 97-102
  • NAID: 40019955709
• [雑誌論文] 中学生のダンスに対するジェンダー・バイアス (2013)
  • 著者名/発表者名: 酒向治子･永田麻里子・出原智波・山口順子・猪崎弥生
  • 雑誌名: 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 巻: 154 ページ: 73-77
  • NAID: 120005350214
• [雑誌論文] 教員と中学生のダンスに対するジェンダー・バイアス (2012)
  • 著者名/発表者名: 酒向治子・永田麻里子・出原智波・角南順子・猪崎弥生
  • 雑誌名: 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 巻: 152
  • NAID: 120005232365
• [学会発表] 表現運動における「見られる意識」―思春期の児童に着目して― (2014)
  • 著者名/発表者名: 柳原健二・酒向治子
  • 学会等名: 日本体育学会第65回大会
  • 発表場所: 岩手大学
  • 年月日: 2014-08-28
• [学会発表] イメージを喚起する言葉―エイコ＆コマの身体表現アプローチに着目して― (2014)
  • 著者名/発表者名: 相原朋枝・酒向治子
  • 学会等名: 日本体育・スポーツ哲学学会
  • 発表場所: 筑波大学
  • 年月日: 2014-08-19
• [学会発表] ダンス教育におけるジェンダー研究の変遷と今後の課題 (2014)
  • 著者名/発表者名: 猪崎弥生・平田麻里子・酒向治子
  • 学会等名: 日本スポーツとジェンダー学会第13回大会
  • 発表場所: 中京大学
  • 年月日: 2014-06-29
• [学会発表] 中学校で行われるダンス授業の活動量
  • 著者名/発表者名: 水村真由美・酒向治子・猪崎弥生
  • 学会等名: 日本体育学会第64回大会
  • 発表場所: 立命館大学びわこ・くさつキャンパス
• [学会発表] ダンス教育におけるジェンダー観の推移
  • 著者名/発表者名: 酒向治子
  • 学会等名: 公開シンポジウム「ダンス授業におけるジェンダーを考える―多様性の捉え方をめぐって―」
  • 発表場所: お茶の水女子大学
  • 招待講演
• [学会発表] 男性教員と教員志望学生のダンスに対する意識
  • 著者名/発表者名: 酒向治子・田中俊之・猪崎弥生
  • 学会等名: 第65回舞踊学会大会
  • 発表場所: 愛知県芸術文化センター
• [学会発表] 大学生の男女共修授業の効果
  • 著者名/発表者名: 猪崎弥生・酒向治子
  • 学会等名: 日本体育学会第63回大会
  • 発表場所: 東海大学湘南キャンパス
• [図書] ダンスの言語 (2015)
  • 著者名/発表者名: アン・ハッチンソン・ゲスト/ティナ・カラ； 森田玲子・酒向治子訳
  • 総ページ数: 215
  • 出版者: 大修館書店
• [備考] 岡山大学
  • URL: http://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id3407.html