研究課題/領域番号 |
24700692
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 国際武道大学 |
研究代表者 |
神事 努 国際武道大学, 体育学部, 助教 (20387616)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 投球 / スナップ / エネルギー / マルチボディダイナミクス / ボールスピン / 野球 / ピッチング / 二重振り子 / エネルギーフロー |
研究概要 |
ボールリリース直前において背屈方向の筋トルクが発現していた。つまり、手関節回りの筋トルクは,手セグメントのエネルギーの生成にほとんど寄与しておらず、むしろ手セグメントのエネルギーを吸収していた。このことから、手関節回りの筋トルクは、ボール速度増大へ貢献していないことが明らかになった。一方で、手セグメントのエネルギー増大には、内力の伝達による貢献が大きく、投球腕の近位の運動が重要であることが明らかになった。また、この背屈方向の筋トルクが最大になる時刻と、ボールに作用する合モーメントが最大になる時刻がほぼ一致しており、手関節回りの筋トルクがボールに回転を与える役割を担っている可能性が示唆された。
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