研究課題
若手研究(B)
炎症性サイトカインはサルコペニアの原因の一つである。本研究では、サルコペニアの発症メカニズムを明らかにすることを目的とした。マウス由来C2C12筋管細胞において、TNF-alphaは筋特異的ユビキチンリガーゼMuRF1の発現を誘導し、筋管萎縮を引き起こした。さらに、TNF-alphaによるMuRF1の発現調節にはNFkBのアセチル化が重要な働きをしていることを見出した。老齢マウスを用いた研究において、骨格筋でNFkB/p65のアセチル化が検出され、MuRF1遺伝子欠損マウスは老化による筋萎縮に対して抵抗性を示した。したがって、MuRF1の発現抑制はサルコペニアの予防に繋がりうると考えられた。
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