研究課題/領域番号 |
24700795
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
渡辺 麻衣子 国立医薬品食品衛生研究所, 衛生微生物部, 室長 (00432013)
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連携研究者 |
小沼 ルミ 東京都立産業技術研究センター, 開発本部, 副主任研究者 (90463075)
石田 雅嗣 石巻赤十字病院, 呼吸器内科, 医師
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 大震災被災地 / 津波浸水世帯 / 賃貸住宅 / 真菌汚染 / アレルギー / 住環境汚染真菌 / 大震災 / 感染症 / マイコトキシン中毒症 / マイコトキシン産生 / 感染 |
研究成果の概要 |
温湿度をコントロールできない被災地住環境では、真菌汚染の進行が懸念される。そこで、津波浸水した家屋での真菌汚染の現状把握と健康リスクの評価および予防に関する研究を行った。宮城県石巻市内の津波浸水被害を受けた家屋およびアレルギー性呼吸器疾患患者宅において、室内空気浮遊真菌叢の調査を行った。その結果、津波浸水家屋、特に賃貸住宅では高レベルな真菌汚染が進行している傾向にあること、また患者宅では疾患の原因菌の異常増殖が確認された。津波浸水家屋での真菌による健康被害リスクの上昇が示唆された。建築的な問題点の改善および換気・清掃の徹底を軸とした真菌汚染の改善策を行い、健康リスクの低減に努める必要がある。
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