研究課題
若手研究(B)
米粉パンおよび米粉麺の調理加工過程における機能水の効果を明らかにし、米粉食品の調理加工用途に適した水を提案することを目的に研究を遂行した。米粉パンの製造過程において、生地の膨化度はいずれの水においても発酵温度が高いほど高い傾向がみられ、膨化の進み方は使用する水により異なっていた。玄米粉パン生地の抗酸化性は発酵前に比べて増加する傾向がみられ、アルカリ水の使用が効果的であった。米粉麺の調理加工過程においては、麺の加工時に異なるこね水を用いた場合のゆで麺の物性に相違はみられなかったが、機能水をゆで水に用いることで麺の物性の改変が期待できることが明らかとなった。
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