研究課題/領域番号 |
24700803
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
島村 智子 高知大学, 教育研究部総合科学系, 准教授 (50350179)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | カツオ / 魚 / 未利用資源 / 機能性 / アミノ酸 |
研究概要 |
カツオは魚体の40%が未利用部分であり、有効利用法の提案が求められている。本研究では、未利用資源の中骨と髄の食品的価値を調べた。髄の遊離アミノ酸分析とアミノ酸組成分析の結果、タウリン含量が高いことが判明した。また髄にはコラーゲンが豊富に含まれていた。中骨・髄からのアミノ基含有化合物の溶出挙動を調べた結果、煮沸時間15分で最大となった。しかし、その抽出液中のうま味関連物質含量は低かった。中骨・髄抽出液の抗酸化活性、抗肥満活性、高血圧予防効果のin vitro試験を実施したが、顕著に高い活性は認められなかった。以上の結果、カツオ中骨・髄抽出液を食品素材として取扱うことは現時点では難しいと判断した。
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