研究課題
若手研究(B)
正常な強度を持った健康な骨組織は、骨形成と骨吸収がバランス良く行われて維持される。骨を作る細胞が骨芽細胞であり、骨を分解する細胞が破骨細胞である。骨代謝と免疫の密接な関連が明らかとされ、新たな融合領域である骨免疫学が開拓された。本研究は抗アレルギー活性を有する食品成分から、骨形成の促進効果を見出すことである。骨芽細胞への分化を促進する2種類の食品成分を見出すことができた。また、糖尿病性骨粗鬆症のスクリーニングモデルを、メイラード反応産物による骨芽細胞の細胞死を指標として構築することができた。