研究課題
若手研究(B)
メタボリックシンドロームは、糖尿病や脳梗塞等の重篤な疾患に進展する基礎疾患である。近年、脂肪組織に浸潤したT細胞が炎症性マクロファージの分化を調節し、脂肪組織および全身の慢性炎症を決定づけることが知られるようになった。これまで我々は、大豆に含まれる生理活性物質である大豆イソフラボンとT細胞機能に関する研究を行ってきた。そこで、脂肪組織に浸潤する免疫細胞に着目し、大豆イソフラボンがどのように肥満に伴う慢性炎症状態に影響するのか検討したところ、大豆イソフラボンは、脂肪細胞におけるマクロファージの沈着を抑制し、糖代謝および脂質代謝を改善することが示唆された。
すべて 2013
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J Jpn Soc Nutr Food Sci
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