研究課題
若手研究(B)
本研究において、数種の細胞株を用いてパリトキシンを対象とした毒性評価に適した株の検討を行ったところ、ラットC6グリオーマ細胞が最適であり、LDHの放出を指標とすればより高感度な検出が可能となることが明らかとなった。また、アオブダイ有毒検体から調製した試験液は培養細胞を用いた毒性試験に適用可能であった。さらに、本試験液をLC-MS分析に供したところ、m/z 327.6、1352.3および1360.3のマスクロマトグラムにおいてピークを検出したが、夾雑物の影響が大きく不明瞭なピーク形状であったため、パリトキシンまたはパリトキシン関連物質に由来するピークであると断定するには至らなかった。
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