研究課題
若手研究(B)
本研究は、大学生の朝食欠食と関わる要因について、大学生側及び大学生が子どもの頃の親の態度を含む保護者側の両面から明らかにすることを目的とした。大学生の朝食欠食には、男女共に独居、1時以降の就寝、朝食を欠食しても良いとの考え、母親の朝食欠食が関連しており、その他、男子学生の朝食欠食には喫煙習慣が、女子学生の朝食欠食には夕食以降の間食、食事を楽しみにしていない事が関連していた。子どもの頃の食事中の親の態度と大学生の朝食欠食との間に有意な関連は認められなかった。大学生の朝食欠食の予防・是正には、現在の生活習慣の改善や、朝食を毎日摂取する事の重要性について保護者も含めて再認識させる必要性が示唆された。
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