研究課題/領域番号 |
24700889
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 京都大学 (2015) 総合研究大学院大学 (2012-2014) |
研究代表者 |
奥本 素子 京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 准教授 (10571838)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | デジタルナラティブ / 被災文化財 / テキストマイニング / ナラティブ分析 / 被災資料 / 展示 / 語り / ナラティブ / 文脈 / ネットワーク / 資料解釈 / 博物館学 / 教育工学 / アーカイブ / デジタルミュージアム |
研究成果の概要 |
本研究は、東日本大震災の被災資料を展示し、その展示物に対する来館者の語りを収集したデータをテキストマイニングで分析し、資料に対する来館者の集りの傾向を明らかにした。その結果、被災資料に対して来館者は単に道具名や形式的な知識を語ることはなく、主語を伴った具体的な経験を語ることが多かった。展示物の解釈は一人称的語りによって展開されることが明らかになったという結果より、今後の鑑賞支援の在り方として知識の提供だけでなく体験に繋がる文脈の提供の重要性が示された。
|