研究課題/領域番号 |
24700920
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
|
研究機関 | 東北学院大学 (2013-2014) 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構(新領域融合研究センター及びライフサイ (2012) |
研究代表者 |
鈴木 努 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (00595291)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 放射線 / 不安 / 福島第一原子力発電所事故 / SNS / リスクコミュニケーション / ネットワーク分析 / 意識調査 / 科学的知識 / 原子力発電所事故 / 市民活動 / 知識測定 / 項目反応理論 / 低線量被曝 |
研究成果の概要 |
この研究では福島第一原発事故後にいわき市在住者らによって設立された地域SNS上で行われた放射能汚染のリスクについてのコミュニケーションの可視化を行った。その結果、科学的な知識をもつ人は特定の分野ではリーダーシップを発揮するが、人々を媒介する役割は果たしていなかった。リスクコミュニケーションにおいては共感的態度がより重要であることが示唆された。 人々の不安に影響を与える要因を分析するためのウェブ調査では、情報収集の活発さやリスク認知が放射線の影響に対する不安を高めることが分かった。科学技術への関心や放射線に関する知識は不安を低減する可能性はあるが一貫した結果は得られなかった。
|