研究課題/領域番号 |
24700930
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学
|
研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
西本 寛 愛知大学, 法学部, 助教 (40609757)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 放射性炭素年代測定 / PEG / ラクチトール / 熱分解GC/MC / 保存科学 / 熱分解GC/MS / 保存処理 |
研究概要 |
遺跡から出土する木材は、薬剤をしみ込ませることで保存処理される場合が多い。これらの薬剤は、木材の放射性炭素年代測定を行う際に不要な物質であるが、薬剤を確実に取り除くことができるかは不確実である。本研究では、PEG及びラクチトールという薬剤にターゲットを絞り、薬剤除去の可能性を探った。除去処理後も、薬剤は年代に影響を与えるレベルで残存すること、残存する薬剤は熱分解GC/MSにより検出可能であることが明らかとなった。
|