研究課題/領域番号 |
24700961
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
白川 龍太郎 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (50581039)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Ral / 低分子量GTP結合蛋白質 / Ras / 低分子量GTP結合タンパク質 |
研究概要 |
低分子量GTP結合蛋白質RalAは、細胞の増殖や、遊走、細胞内小胞輸送、癌化など様々な機能を制御している。多くの知見は、RalAの活性化が発癌性Ras誘導性のヒト細胞の癌化に必須であることを示しているが、その分子メカニズムは明らかでない。本課題では、ラット脳細胞質よりRalAエフェクターを精製することを目的とし、硫安沈殿分画、イオン交換クロマトグラフィー、RalAアフィニティークロマトグラフィーを用いることにより、RalAに特異的に結合するエフェクター複合体を精製することに成功した。本複合体はキナーゼ活性を有し、RalA依存性の細胞癌化に関わっている可能性がある。
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