研究課題/領域番号 |
24700966
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
古室 暁義 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任研究員 (50512274)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 癌幹細胞 / 脳腫瘍 / TGF-βファミリーシグナル / BMP / 脳腫瘍幹細胞 |
研究概要 |
我々はTGF-βファミリーシグナルが脳腫瘍幹細胞に与える影響について検討した。その結果、骨形成因子4(Bone morphogenetic protein 4: BMP4)による脳腫瘍幹細胞の未分化性維持の阻害に関与することが確認できた。次に、マイクロアレイとRNA-Seqを用いて、脳腫瘍幹細胞における新たなBMP4の応答遺伝子を同定した。同定した遺伝子について強制発現やノックダウンを行うと、脳腫瘍幹細胞の分化や浸潤性獲得に関与することが明らかになった。同定した新規BMP4標的遺伝子をターゲットにした治療薬が脳腫瘍に対する新たな治療法になると期待される。
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