研究課題/領域番号 |
24700982
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
伊藤 旭 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00571762)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | AITL / NOGマウス / モデルマウス / 悪性リンパ腫 / がん幹細胞 |
研究概要 |
我々は免疫不全マウスであるNOGマウスにAITLの新鮮患者検体を移植したAITLモデルマウスを樹立した。このモデルはヒトAITL の多彩な病像を非常によく反映していた。AITL新鮮腫瘍細胞をNOGマウスに移植し継代移植をする過程でAITLの腫瘍細胞と共に再現されたガンマグロブリン産生やBリンパ球・形質細胞の増殖は観察できなくなり、腫瘍細胞のみが増殖してくることがわかった。すなわちAITLの多彩な病像を観察できるのは最初に移植した初代のモデルマウスのみということが明らかになった。継代移植をする過程で、より生着する力の強い腫瘍細胞本体のみが生き残り、それ以外のパートは失われていくものと考えられた。
|