研究課題/領域番号 |
24710005
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
大林 由美子 横浜国立大学, 工学研究院, 研究教員 (60380284)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 物質循環 / 微生物ループ / 海洋 / 有機物 / 微生物生態系 / 海洋細菌群集 / 細胞外酵素 / 原生生物 / 海洋微生物生態系 / 生物間相互作用 |
研究概要 |
海洋物質循環における「微生物ループ」の重要性は認識されているが、細菌が利用できる形の有機物を微生物ループに供給するメカニズムに関する情報は少ない。本研究の成果では、天然海水中でみられる有機物分解特性は従属栄養細菌群集による作用だけでは説明できないこと、「微生物ループ」のなかで従来は細菌の捕食者としてのみ位置づけられてきた原生動物が細菌群集への有機物供給を手助けしている可能性があることなどが示唆された。しかし、海洋微生物生態系において、海水中の有機物動態に対して、誰が、どのように、どの部分に関わっているかについての全体像はまだ掴めておらず、今後もさらに発展させた研究を進めていく予定である。
|