研究課題/領域番号 |
24710026
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 国立水俣病総合研究センター |
研究代表者 |
丸本 幸治 国立水俣病総合研究センター, 環境・疫学研究部, 主任研究員 (90371369)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | メチル水銀 / 大気 / 降水 / 光化学反応 / 経年変動 / 水銀 / 分割採水 / 大気粒子 / 大気液相 |
研究成果の概要 |
本研究では大気及び降水中におけるモノメチル水銀(以下、MMHg)の濃度変動要因と生成・消失過程に関する知見を得ることを目的とした。水俣市におけるモニタリングの結果、寒候期の降水中MMHgの雨量重み付け平均濃度が経年的に低下していること、降水イベント内のMMHgの濃度は初期降水において高いことなどがわかった。また、低分子有機物によるMMHgの生成反応について検討した結果、アセトアルデヒドと硝酸の光化学反応によって生成するメチルラジカルが無機Hgのメチル化に大きく関与していると推察された。
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