研究課題/領域番号 |
24710039
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 東京大学 (2014) 独立行政法人土木研究所 (2012-2013) |
研究代表者 |
森 照貴 東京大学, 総合文化研究科, 特別研究員 (50600095)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 濁水 / シルト / 掃流砂 / 付着藻類 / 水生昆虫 / アユ / 河川 / 魚類 / 藻類 / 流砂 / 底生動物 / ダム / 洪水 / 一次生産 |
研究成果の概要 |
ダム下流域で生じる付着藻類の過剰な成長と藻類食者の消失といった、自然河川とは異なる生態系が生じるプロセスを解明するために、野外・室内実験を行った。実験の結果、ダムに起因する濁水の発生や流砂の減少などは、複合的な影響を付着藻類に及ぼし、場合によっては付着藻類の過剰な成長を引き起こすことが明らかとなった。また、水生昆虫などの藻類食者の減少は、ダムによる流砂の欠乏が影響するプロセスと、餌資源である付着藻類の変化が影響するプロセスが存在する可能性が示唆され、水生昆虫の消失もまた付着藻類の過剰な成長をもたらす一因であるといった、両者の密接な関係性が示された。
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