研究課題
若手研究(B)
高等真核生物では,ゲノム損傷により停止した複製フォークがどのような機構で処理され複製が再開されるかについての詳細は明らかにされていない。本研究では,DNA-タンパク質クロスリンク(DPC)をゲノム損傷として用い複製再開機構を検討した。種々のDPC誘発剤に対するDNA修復欠損細胞の感受性及びDNA二本鎖切断(DSB)の蓄積の解析から,停止した複製フォークではフォークの切断が起こり,これが相同組換え(HR)により処理され複製が再開される機構が示唆された。
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Journal of Biological Chemistry
巻: 288 号: 7 ページ: 4649-4658
10.1074/jbc.m112.419358