研究課題/領域番号 |
24710066
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人放射線医学総合研究所 |
研究代表者 |
Guillaume Vares (GUILLAUME Vares) 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 放射線防護研究 センター, 研究員 (10415432)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | cancer stem cell / breast cancer / radiation / progesterone / steroid hormone / microRNA / Cancer stem cells / Breast cancer / Progesterone / Radiation / miRNA / がん幹細胞 / 乳癌 / プロゲステロン / 放射線 / 放射 |
研究成果の概要 |
プロゲステロン(Pg)受容体を持たない基底様細胞であるMCF10AではPg+放射線照射でがんや幹細胞性の関連するmiRNA制御が生じ、放射線抵抗性のCSCを増加させる。Pgは膜型Pg受容体を介して惹起した。PI3/Akt経路の阻害はPg+放射線照射によるCSCの生成を抑制した。膜型Pg受容体を経たPI3/Akt経路の惹起はFOXO転写活性の不活性化、snailやslug発現の増加、miR-29の発現抑制、そして乳がんCSCの維持に必要な転写因子、KLF4の増加につながる。miR-29発現の安定化ががん細胞の生成を妨げていて、その抑制だけで十分なCSC生成を引き起こした。
|