研究課題
若手研究(B)
胎児の放射線被ばくに起因する発がんリスクを考察する際の基礎データとして電離放射線に対する胎児の生物応答に関する知見は重要である。本研究では胎児期にX線を照射し、その後成体となったマウス甲状腺や脾臓リンパ球に生じる染色体異常の頻度を調査した。その結果、これまで我々が報告してきたデータと合わせると胎児期被ばくによりマウスに生じる染色体異常の頻度が組織や被ばくする時期によって異なることがわかり、胎児の放射線感受性が複雑であることが示唆された。
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Radiation Res.
巻: 181(2) 号: 2 ページ: 172-176
10.1667/rr13446.1
http://www.rerf.or.jp/programs/rparchiv/rp06-11.htm
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