研究課題
若手研究(B)
本研究では、甲状腺ホルモン代謝酵素の一種であるヨードチロシン脱ヨウ素化酵素(IYD)が、水酸基およびハロゲン基を有する環境化学物質によって阻害されることを明らかにした。このIYD活性阻害物質は、環境汚染物質PCB、臭素化難燃剤PBDEの他、一部の医薬品、動物用駆虫薬、農薬、食品添加物が該当した。このような化学物質は、IYDの阻害を介して甲状腺ホルモンの代謝系に影響を及ぼしていることが考えられる。
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Food and Agricultural Immunology
巻: 未定 号: 4 ページ: 477-485
10.1080/09540105.2013.837866
Toxicology
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