研究課題/領域番号 |
24710077
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 名古屋工業大学 (2013) 豊橋技術科学大学 (2012) |
研究代表者 |
吉田 奈央子 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10432220)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 脱ハロゲン化呼吸細菌 / バイオレメディエーション / ジオバクター / デハロバクター / デハロコッコイデス / 還元的脱塩素化 / Geobacter / Dehalobacter / 脱塩素化呼吸 / 還元的脱ハロゲン化 |
研究概要 |
土壌・地下汚染浄化微生物である脱ハロゲン化呼吸細菌について、進化系統学的に乖離独立した3属のゲノム解析および生理学的特性評価を行った。ジオバクターAY株には、既知微生物に優位な3つの生理学的性質が認められた。第一に、既知株の10倍の1,000ppm以上の有機ハロゲンを7日で無毒化でき、第二に副産物として二酸化炭素しか生じない、第三に、有毒な有機ハロゲンを添加せずとも活性ある細胞を大量培養できる。ゲノム解析の結果、この脱ハロゲン化を担う機能遺伝子クラスターが転写制御因子を欠いた状態でプラスミドに保持されており、有機ハロゲンの有無にかかわらず安定的に存在することが示された。
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