研究課題/領域番号 |
24710088
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
金子 大作 九州工業大学, 若手研究者フロンティア研究アカデミー, 准教授 (90467126)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ムール貝 / ドーパ / カテコール基 / 原子間力顕微鏡 / 接着剤 / 量子化学計算 / MTT試験 / ALP試験 / ナノ接合 / 植物由来接着剤 / AFM / フォースカーブモード / 歯髄細胞 / MTT試験 / 国際研究者交流 |
研究概要 |
本研究では我々が創製した工業用接着剤に勝る接着強度を持つ植物由来接着剤の接着機構の解明、及び等接着剤の医療分野への応用を目標とした。原子間力顕微鏡(AFM)を用いたカテコール基をもつ接着分子やその類似分子の単分子接着力測定、量子科学計算による接着シミュレーション、歯髄細胞を用いた等接着剤の細胞毒性試験を行った。その結果、本接着剤の接着分子であるカテコール基と被着材表面にある酸素原子の原子間距離は通常の水素結合よりも3/4程度であることと細胞毒性が全くないことがわかった。従って本接着剤の接着分子は通常の水素結合とは異なる挙動を示し、医療用接着剤としての応用が可能であるということを明らかにした。
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