研究概要 |
2012年度は、金ナノ粒子表面の触媒反応場としての可能性を探索した。デカヘドラル金多重双晶粒子{111}表面の局所歪みとCO吸着特性に関する論文を刊行した。また、高分解能電子顕微鏡その場観察を金多重双晶粒子および白金クラスターに応用し、金{111}表面の結晶成長と白金単原子の熱拡散をリアルタイムで視覚化することに成功した。得られた成果は、 Nano Lett., Vol.12, pp.2027(2012)、J. Electron Microsc., Vol.61, pp.99(2012)および Chem. Cat. Chem., Vol.4, pp.1638(2012)等として公刊した。
|