研究課題/領域番号 |
24710127
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
片岡 知歩(浜井知歩) (片岡 知歩 / 浜井 知歩) 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 研究員 (70443009)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 生体膜 / ベシクル / 基盤支持脂質膜 / 支持脂質膜 / 蛍光顕微鏡 / 基板支持脂質膜 / 膜蛋白質 / 界面活性剤 / 無細胞合成 / 膜タンパク質 |
研究成果の概要 |
本研究では、ベシクルフュージョンにより支持脂質膜を形成し、膜タンパク質の無細胞合成を用いて支持膜へのタンパク質導入が可能であるかを検討した。その結果、どの条件においても正しく折りたたまれた状態の膜タンパク質を支持膜中に存在させることはできなかった。また、支持脂質膜の性質は膜タンパク質の機能等に関わるため、支持膜の性質も研究対象にしていた。そこで、支持膜の分子密度と支持膜形成機構について研究を行った。その結果、支持膜の脂質分子密度がpHに応じて変化する現象を発見した。また、ベシクル開裂過程において膜欠陥が形成され、欠陥により支持膜形成が誘発される機構を発見した。
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