研究課題
若手研究(B)
ナノメートルサイズの炭素材料であるカーボンナノチューブ(CNT)は、薬物を患部に選択的に運ぶための運搬体としての応用が期待されている。我々は、難治性疾患である潰瘍性大腸炎の治療薬をCNTと合体させ、それを口から投与することで、患部である大腸に選択的に治療薬を運搬するようなシステムの構築を目指している。本研究では、効果的なシステムの構築のための検討を行い、治療薬と合体させたCNTを高分子で包む技術を開発し、そのCNTが炎症を抑制する効果のあることを細胞実験で示した。
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Carbon
巻: 69巻 ページ: 409-416
10.1016/j.carbon.2013.12.043
巻: 71巻 ページ: 70-75
10.1016/j.carbon.2014.01.014