研究概要 |
ロバストパラメータ設計は使用環境条件などの誤差因子に対してロバストになるように制御因子を設計することにより,特性のばらつきを低減させる方法である.本論文では動特性のパラメータ設計に対する統計的モデリングアプローチおよび探索的設計による最適化手法を提案する.特性に対し制御因子と誤差因子の2次モデルを想定し切片のある比例式に基づく統計モデルを構築する.これにより従来の動特性に対するSN比解析を拡張し最適化を行った.さらに降雪地域用タイヤの発泡ゴムの実験の事例を用いて,その方法論の有効性を検証した.
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