研究課題
若手研究(B)
本研究では、血管内皮細胞に焦点をあて、その分化機構を転写因子とエピゲノム修飾因子の視点から解析し、新たな分化制御因子を発見するのが目的である。マウスES細胞からの血管内皮細胞分化系を用いて、経時的なtranscriptome解析及びヒストン修飾解析を行った。その結果、特徴的なヒストン修飾パターンから、Gata2、Fli1、Sox7、Sox18を見出した。これら4つの転写因子をそれぞれノックダウンするとGata2のみでも内皮細胞分化は約50%阻害され、4つの転写因子を全てノックダウンすると顕著に阻害される結果となった。本研究により、血管内皮細胞分化の新たな転写因子ネットワークを提唱した。
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