研究課題
若手研究(B)
微生物が産生する多様な生理活性(二次代謝)物質の種類に応じた産生培地をデザインするため、190培養条件下で取得したこうじ菌大規模遺伝子発現情報を代謝経路毎の変動から解析した。その結果、二次代謝経路は大きく3種類に分類され、それぞれについて誘導される栄養条件に特徴があることが明らかになった。結果に基づき3種類の二次代謝経路の活性化に適した培養条件をデザインし、その元で遺伝子発現情報をこうじ菌の近縁種Aspergillus flavusについて取得した結果、上記計算には含まれていないが該当する代謝経路の活性化と代謝物産生が観察された。以上より、本解析手法の有効性が示唆された。
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