研究課題/領域番号 |
24710296
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 (2015) 法政大学 (2012-2014) |
研究代表者 |
安岡 宏和 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (20449292)
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研究協力者 |
スカルセリ ノラ Institute of Research for Development(IRD), Researcher
ブノワ ロール CNRS, Center of Functional and Evolutional Ecology, Technician of genetics
ボボ カディリ セルジュ The University of Dschang, Department of Forestry, Lecturer
カムゲン トワ オリヴィエ ウィリアム 京都大学, 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歴史生態学 / 生物系統地理学 / 野生ヤマノイモ / ブッシュミート / 非木材森林資源(NTFPs) / アフリカ / 熱帯雨林 / バカ・ピグミー / 生物(分子)系統地理学 / NTFP(非木材森林資源) / 国際情報交換 / フランス / カメルーン |
研究成果の概要 |
カメルーン東南部の熱帯雨林地域において、人びとの生活の基盤となっている野生ヤムやブッシュミートなどの森林資源の分布・アベイラビリティにたいして、それらを利用する人びとの歴史的・継続的な行為が、ときに肯定的に影響してきたことが明らかになった。このように実証的方法にもとづいて描写された「歴史生態学的事実」は、人びとの資源利用にたいする不完全な知識にもとづいて慣習的な森林資源へのアクセスを制限するというかたちで、住民の生活の改変を迫っているグローバル/ナショナルな圧力にたいする異議申し立ての根拠となりうるという点で、注目すべきであることを指摘した。
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