研究課題/領域番号 |
24720014
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
佐藤 慶太 香川大学, 大学教育開発センター, 准教授 (40571427)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | カント / テーテンス / 超越論的哲学 / 経験主義 / 観察 / 想像力 / 形而上学 / 認識論 / 経験的心理学 / 観察哲学 / 心の能動性と受動性 / 創作力 / 図式論 / ドイツ / 心理学 |
研究成果の概要 |
カントと経験主義との関係を再検討するために、ヨハン・ニコラウス・テーテンスの哲学的著作を精査した。その成果として、次の2点が挙げられる。第一に、テーテンスが、観察的な方法に依拠して、経験の可能性の制約を析出しようとしていたことを明確化した。この点に、カントとテーテンスの共通の目標を見出すことができる。第二に、テーテンスの観察哲学が、カント『純粋理性批判』にどのような影響を与えたのかを解明した。結果的に、ある特定のタイプの18世紀ドイツ経験主義とカントとの間に、密接な関係があることが明らかとなった。
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